ご無沙汰しておりました。とりたてて何をしているわけではありませんが、やたらと時間が過ぎるのを早く感じます。歳をとったということでしょうか。寂しい。。。
いささか旧聞に属しますが、6月末から7月初めにかけて夏のお客様訪問を行いました。14年6月に旧千葉共販の社長を拝命してから夏期&年始と年2回お客様回りをしてきましたので、今回が13回目の訪問となります。コロナ感染拡大の中、押しかけるのはいかがなものかとは思いましたが、やはり私としてはたとえ一瞬でも良いからお客様の元気な姿を拝見し、一言でいいから日頃のご愛顧に直接感謝の気持ちを伝えたい一心で実施することにしました。
訪問にあたっては、まず受け入れてもらえるかどうかを確認させていただき、ご了解いただいた場合でも、店頭で短時間かつ距離をとった形での訪問としました。お客様にとっては有難迷惑だったかもしれませんが、私にとってはお互いマスク姿とはいえ、直接お客様のお顔を拝見し言葉を交わすことが出来たことを大変嬉しく思いました。
コロナ感染については、第2波のピークは過ぎたとか過ぎないとか、いろいろな見解が存在するようですが、私としてはこれまでもこれからも、冷静にコロナを怖れながら、やるべき事、やれる事は粛々とやっていきたいと思っています。コロナに関するいろいろな話が飛び交う中、PHP8月号に掲載された、ふなばしアンデルセン公園の細谷園長のお話がとても心に響きました。
細谷園長は1956年生まれ(私と同じ申年です!)、船橋市役所に就職し、2008年から園長になられたとのことです。花を育てるのが趣味で、アンデルゼン公園をそれまでの“緑の公園”から“花の公園”に変貌させました。アンデルセン公園は2015年トリップアドバイザーの日本テーマパーク部門でディズニーランド、ディズニーシーに次いで全国3位に選ばれるまでに成長しました。
公的施設であるアンデルセン公園をそこまで育てられた細谷園長とスタッフの方々のご苦労は相当なものであったと思います。苦労を重ねられて文字通り花を咲かせたアンデルセン公園ですが、コロナ感染拡大予防のために1年で一番花が咲く5月に休園せざるを得ませんでした。細谷園長はとても残念な思いをされながらも、スタッフの方々に“営業できないときだからこそ、園を盛り上げるための引き出しをたくさん見つけておこうね”と話されたそうです。
例えば、花の植え替えも時間をかけて丁寧に作業したり、本やインターネットで未来のための知識を蓄え、次に開園した時に“前と違うね”とお客様に喜んでもらえるようにしようと考えられました。
細谷園長は、“休園ではなく充電、もっと楽しんでもらうための準備期間と考えれば、活動がままならないときも、楽しい時間に変わります。下を向いている暇はありません。苦しいときでも楽しみはある。目標に向かって諦めずに動いていく。それが大切だと思っています。”とお話を結ばれています。
細谷園長がおっしゃること、本当にそうだなと思います。我々千葉支社は、お客様に快適で安心・安全なカーライフを送っていただくために、何が出来るかを考え続けねばなりません。コロナで活動が制限されても、考えまで制限されてはいけません。お客様にアプローチする方法はいろいろありますし、お会いできない時間を活用して新しい生活様式に適した商品は何かを考えることも出来ます。お客様に寄り添っていくんだという強い気持さえあれば、知恵はいくらでも出てくるのではないでしょうか!
そう言えば、タイトルにふなばしアンデルセン公園と書いたものの、一度もお邪魔したことがありません。千葉を去る前に一度訪れ花を愛でる心を育てたいものです。似合わないか。。。(笑)